ほいく誌3月号のお知らせ

飯能市学童クラブの会では毎月「日本の学童ほいく」を配布しています。

 ★働きながらの子育てに役立つ雑誌です
 ★指導員の実践(生活づくり)に役立つ雑誌です
 ★指導員と保護者の共感を育むのに役立つ雑誌です
 ★読者である保護者・指導員が自ら作る雑誌です
 ★学童保育をよりよくするための運動を進めるのに
  役立つ雑誌です

【特集】明日へとつなげる日々の記録

 [ずいそう]身近な生き物が教えてくれること
   心も身体もリフレッシュ!私のオススメ気分転換&リラックス法
 [講座]学童保育を求め、つくってきた人々 学童保育の歴史から学ぶ
  最終回・手探りで歩む  ー
学びあい、綴りあう学童保育指導員

 

学童保育指導員の子どもがいない時間帯の仕事として、「日々の記録」があります。記録の仕方は人それぞれだと思いますが、自分用の記録ノートを作っている人は多いと思います。この「記録」は振り返りや実践記録検討を通じて指導員の「子どもを見る目」を養い力量を高めることにつながります。
また、おたよりで保護者の皆さんへ我が子の様子を伝えるだけにとどまらず、子ども達同士のぶつかりながらもつながっていく様子がわかり、そのことで保護者同士がつながっていくきっかけになったりします。

今回の特集のいずれも「記録」の大切さを実感させられるものばかりですが、私が特に気に入っているのはP.20~23の石川県の指導員、重木さんの「ひとみちゃん」の事例です。ケンカやもめ事の場面で一言も話せなくなるひとみちゃん。それに対して重木さんは「言いたくても言えない」と思っていたのですが、あるとき「実は言いたくなかった」という強い意志があることに気がつくのです。重木さんは『この時期だからこそ、ひとみが「自分の思いを相手に率直に伝える」経験ができたらな・・・』『たとえ対立したとしても、思いを出しあうことは、互いのことをより深く知ることにもつながるんだよ・・・と伝えたい』と思うようになったのです。その結末がどうなったか?気になる方はほいく誌を読んでみてください!
P.27~30の山形県の保護者、三浦さんの記録もおすすめです。

「記録」は子どもと保護者と指導員をつなぐ大切なものです。そして「記録」は受け継がれて、いつの時代も子ども達と保護者を守ってくれるものだと思っています。

★SATO★