ほいく誌4月号のお知らせ

飯能市学童クラブの会では毎月「日本の学童ほいく」を配布しています。

 ★働きながらの子育てに役立つ雑誌です
 ★指導員の実践(生活づくり)に役立つ雑誌です
 ★指導員と保護者の共感を育むのに役立つ雑誌です
 ★読者である保護者・指導員が自ら作る雑誌です
 ★学童保育をよりよくするための運動を進めるのに
  役立つ雑誌です

【特集】はじまるよ!学童保育 ―――「ただいま」と「おかえり」

 [ずいそう]ペンギンの研究という仕事 渡辺佑基
   春、はじまるよ!学童保育
 [講座]子どもの遊び世界を豊かに
   ①学童保育の子どもと遊び

【特集】はじまるよ!学童保育 ―――「ただいま」と「おかえり」

年度末を迎え、卒業式・修了式を終えると4月からは新たに仲間入りする子ども達が学童にやってきます。前日までは保育所や幼稚園にいた子ども達や、小学校入学を機に働き方を変える保護者の皆さんやその子ども達、引っ越ししてきて新生活をスタートする人達・・・皆さんどんな気持ちで学童のドアをたたくのでしょう。緊張するかな?不安だったりするかな?お兄さんお姉さんがすでに学童っこで、お迎えに何度も来ているからへっちゃら!だったり、新しい環境が楽しみで楽しみで仕方がない子もいるかもしれません。
新年度にふさわしく、「初めての時はこうだったよ」「学童ってこんなところだよ」といった特集が組まれています。新しく仲間入りする皆さんだけでなく、在籍されている皆さんも、懐かしく読めるのではないでしょうか。

P.21~23「子どもたちのエールに支えられて」岩手県の保護者・菊池さんの記事をご紹介します。初めて学童を利用するようになってからもう10年のお母さんです。

「やってあげたいことは頭のなかにいっぱいあるけれど、実際は、そのうちの一つでもやってあげられたかどうか・・・という状況」だったという菊池さん。そんなときに学童保育の保護者会総会で指導員から声をかけられ、お子さんのがんばっている様子に気づくことができました。「それからは、私が働いていることへの後ろめたさは消え、『娘を応援しよう』と思えるようになり、私自身、以前より元気に迎えに行けるようになりました。」とあります。
「後ろめたさ」・・・働くお父さんお母さんは少なからず抱える思いではないでしょうか。そんなときに子ども達が「仕事がんばってねー!」「おかえりー!」と応援してくれたらどんなにか気持ちが軽くなるでしょうか。菊池さんの記事は、自分自身に振り返っても共感できる内容でした。

子ども達にとっても、保護者の皆さんにとっても、安心できる心のより所でいられるような学童でありたい、「ただいま!」と言える場所、「おかえり!」と声をかけてもらえる場所でありたい・・・そんな風に思っています。

たくさんの保護者の思いをご一読いただければ嬉しいです。   ★SATO★