ほいく誌12月号のお知らせ

飯能市学童クラブの会では毎月「日本の学童ほいく」を配布しています。

 ★働きながらの子育てに役立つ雑誌です
 ★指導員の実践(生活づくり)に役立つ雑誌です
 ★指導員と保護者の共感を育むのに役立つ雑誌です
 ★読者である保護者・指導員が自ら作る雑誌です
 ★学童保育をよりよくするための運動を進めるのに
  役立つ雑誌です

【特集】学童保育の父母会ってなぁに?

 [ずいそう]動物写真家をめざして 前川貴行
   入浴のススメ!ー安全に、より有意義に入浴するために
 [講座]子どもが自らの力を引き出す子ども支援の視点
  ③子ども支援のための「健全育成」を再考する

『「父母会」は子どもたちと子育ての力強い応援団』
今回の特集のトップバッターは、近藤直子さんです。
近藤さんは昨年の全国学童保育研究集会の全体会講師を務められました。

「父母会」「保護者会」など名前もさまざま。
運営体によって関わり方もさまざま。
開催される時間帯や頻度もさまざま。
近頃は「父母会」「保護者会」のない学童もあります。

「そもそも子育ては親だけでするものではありません。(中略)小学生の親も、中学生の親も、応援団を頼ってほしいのです。(P.11)」と伝えています。
その一方で、「でも、応援団になるゆとりなんてとても・・・という方がいてもあたりまえ(P.12)」という言葉に救われます。
自分自身を振り返っても、なんと余裕のなかったことか(苦笑)。自分のことで手一杯。周りを気遣う余裕なんてありませんでした。
保護者会に参加しても、トラブルになってやしないか、うちの子は迷惑かけてないか、この前は手伝えなかったから申し訳ないな・・・そんな気持ちになることもありました。

「さまざまな事情で父母会活動に参加できない家庭があることについては、『できる人が、できるときに、できることをするという原則で、皆が気持ちよく過ごせればいいな』と常に思っています。申し訳ないと思わなくてもいい、お知らせの手紙やメールを読むことだけでも、立派な活動ではないか、参加できないことを負担に思ってほしくないなと思います。」と伝えるのは目黒区の保護者、湯浅さんです(P.14~18)。
父母会・保護者会をどのように考えているか、ご一読いただければな、と思います。
人それぞれ、さまざまな事情がありますから、思うところもきっとさまざまでしょう。

学童は子ども達にとって「心のよりどころ」です。その学童に集う保護者の皆さんにとっても「心のよりどころ」であってほしいな、と思います。